villalobos / alcachofa remixes (playhous) 2LP

alcachofa remixes
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昨年の傑作『alcachofa』のリミックス盤。とはいいつつも6曲中5曲がヒットした”easy lee”のリミックス。原曲は重たくパーカッシブなリズムにヴォコーダー・ヴォイスが乗るという変てこりんな曲だったのでリミックスのし甲斐もあったんではないでしょうか。
でもファンキーなクリック・ハウスに仕立てたソウル・カプセル(Baby FordとThomas Melchior)と、原曲をさらにドープにしたジェイ・ヘイズは、まぁ普通。
しかし意外にもへっぽこエレ・ディスコにしちゃったスミスン・ハック、さらに予想外にヴォーカル部分を取り出して、ハーモニーの美しいポップスに変えてしまったキャシー・リー(この人だけ知らない)はとんでもなくユニーク。”dexter”をダークなサイケ・ロックにしたトゥー・ローンズ・スウォーズメンもかっちょいい。
ところでパーロンから出るというアルバムはどうなったのでしょうか?

TAK MATSUMOTO GROUP/TMG I(VERMILLION RECORDS)CD

tmg
 
先行シングルだった”OH JAPAN~OUR TIME IS NOW~”を聴いたときは少しリンキン・パークを意識したサウンドになるのかなと思っていたのだけれど、蓋を開けてみれば見事なまでに正統派ハード・ロックですね。まぁ、成功した人がこういう事やりたがるのは分かるんだけど、あまりにも予想どうりでちょっとなぁ。MSG(マイケル・シェンカー・グループ)をもじったグループ名もなんなんだけど、このバンドはメンバー集めの時点で失敗なんじゃないですかね。
自分が昔好きで聴いていた人たちを集めたってことなんだろうけど、どうも現役感の薄い方たちだなぁ。それにガンズ+ストーン・テンプル・パイロッツならまだしも、ビーズ+ミスター・ビッグ+ナイト・レンジャー+プライド&グローリーって今の時代にどれだけ引っかかりがあるのかも疑問だし。個人的にはエリック・マーティンっていいヴォーカリストだと思っているけど、スタイル自体は特別個性的な人ではないので、もっと松本孝弘が引っ張るべきだったと思うんだけど、他の人に混じっていつもより大味なプレイになっちゃっていつものミラクルな強引さが感じられないのもちょっと。いかにもとってつけたような和のフレーズが出てくるところなんかは好きなんだけど。

[Tracklist]