みなさん明けましておめでとうございます。
なんか昨年はなんか何もしないうちに過ぎていってしまったというのが実感で、今年は何か成長したいものですが、どうでしょう。
あと2007年はダブ・ステップを多く聴こうとした年でもあったんですが、結局たいした枚数を聴けなくて、これまた残念な結果に。今年はもうちょっと流れくらいはつかめるようになりたいものです。
ということで、 burial と共にダブ・ステップの名を知らしめた一人でもある skream の、06年に出たデビュー・アルバム。とはいっても、この人って凄い勢いでダブルパックの EP とか出してるから、作品数はけっこうな数なはず。
そもそもダブ・ステップっといわれて思い浮かぶのは、跳ねたスネアと引きずるようなベースラインなんだけど、最近思ってきたのは、私が思っているほどスタイル的に狭くもなければ、固まってもいないのかなと。その中でも Skream は他のダブ・ステップのアーティストが持つ暗さが、良くも悪くも希薄。そして音楽スタイル的にも、よりルーツ・レゲエに近い印象で、その為かダンス・ミュージックとしての機能性は高い。でもダブ・ステップに、裏路地を思わせる暗さと湿り気を求めている身からすると、ちょっと物足りないかしら。
しかし少し前のインタビューで、最近ミニマルにはまっているというような事を言っていたので、最近盛んなミニマルとダブ・ステップの交配の中で、どのような動きを見せるのか楽しみにしたいところです。