アニメの曲にラップを乗せて話題になったらっぷびとのメジャーからは初のフル・アルバム。
元々この人の面白さって、無許可でアニソンに勝手にラップを乗せる、っていう部分にあったんだと思うんだけど(個人的にはその時から面白くなかったけど)、今作はメジャーからのリリースからということで、当然著作権無視してトラック使うなんて無理なわけで、細かい部分ではどうだか分からないけれど、とりあえず分かりやすいアニメっぽさというのは無い。
では今作はどんな作品なのかというと、彼の陽性の声を生かしたポップな作りになっている。
しかしここまでいっちゃうと、良くいえば突き抜けたポップさを持った、でも個人的には greeeen なんかと大差ないんじゃないかと思えてしまう。
まぁそれでも内容が良ければ全然問題ないんだけど、全編通してらっぷびとの元気のよさだけが頭に残るという、実に困った作品になっている。
なんかさぁ、これに限った話ではないんだけど、最近のヒップ・ホップの人ってポップさを安易に考えすぎなんじゃないですかね。まぁらっぷびとは女性ヴォーカリストをフィーチャーしていないだけマシだけど。
あと調べてみたら、 “リンゴ日和” っていう曲ではアニソンのトラック使ってるのね。まぁアニメっぽい感じは全然ないけど。
- RAP MUSIC
 - らっぷびと
 - EMI MUSIC JAPAN(TO)(M) 2009-03-11
 
- 曲名リスト
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- INTRO -Start up-
 - basic stance feat.普通/FUTOO
 - All Day,All Night
 - オーディエンスを沸かす程度の能力 feat.ill bell
 - Rap Music 2009
 - yume_nano
 - リンゴ日和 -rapbit version-
 - high-technology
 - When They Cry -urban ”ARIGATO” version-
 - back to back
 - 空想ルンバらっぷ (大槻ケンヂと絶望少女達 feat.らっぷびと)
 - Aikotoba
 - 雪花火
 - OUTRO -オトマビキ-
 
 
by G-Tools , 2009/05/04
		