TRENTEMOLLER/THE POLAR MIX(KING BISCUIT)2CD

TRENTEMOLLER/THE POLAR MIX
http://www.myspace.com/trentemoeller

昨年のアルバム『The Last Resort』が高い評価を受けた Trentemoller こと Anders Trentemoller のミックスCD。
彼に関しては正直あまり詳しくないんだけど、ミニマル系にとどまらずロック系などのリミックスを数多く手がけている人物で、今作も大半が自身の曲がリミックスで占められている。
まずこのミックスを聴いて感じるのは Trentemoller の音楽性の幅広さで、冒頭こそジャケットにも感じられるほの暗く、しかしどこか耽美さを湛えたアンビエンスがゆったりと繋がれていくものの、一転ルーツ・レゲエなども用いてダビーな音世界を作ったかと思うと、その流れのまま2枚目に突入し、以降はトラック・リストを見ても分かるように、かなりロック色の濃いアシッド/エレクトロが展開されていく。
1枚目がリスニング向け、2枚目がダンサブルと分けることももちろん可能なんだけど、しかし2枚のディスクで1つの大きな流れがきちんと感じられて、しかも2時間近い時間をまったく飽きさせない。特にゆるやかな1枚目から2枚目に入ってすぐ Doors に流れるところが最高で、まぁこれは私が Doors 大好きだからという理由でしかないんだけど、これだけで私は血が沸騰するんじゃないかというくらいアガる。以降のロック路線も、適度にテクノやミニマルをおりまぜてくれるので、ここら辺がイマイチ苦手な私でもあまり気にならずに盛り上がれる。
個人的にはここ数年で聴いたミックスCDの中でも、最も刺激的な1枚です。

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[Tracklist]