BREAK SL/TROMBONE(PHILPOT)12″

BREAK SL/TROMBONE
http://www.philpot-records.net/

JackmateSoulphiction の名で知られる Michael Baumann が主宰するレーベルである Philpot は、以前よりデトロイト色の濃いレーベルとして知られているんだけど、その Philpot から Break Sl こと Sebastian Lohse のデビュー・シングル。
A面の “Trombone” は、地鳴りのようなキックとベースにハンド・クラップと怪しい上ものが絡むビート・ダウン・ハウス。そしてB面の “Flow” は深い響きのピアノが印象的なデトロイト・ハウスで、とにかく両曲ともデビュー作とは思えないほど完成度が高い。特に “Trombone” のドス黒さはそれこそ Moodymann なんかと比べても遜色ない。
なんかちょっと褒めすぎたような気もするけど、とにかく今後に期待させる新人には間違いない。

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Break SL - Trombone - EP
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THE FiELD/FROM HERE WE GO SUBLiME(KOMPAKT)CD

THE FiELD/FROM HERE WE GO SUBLiME
http://www.kompakt-net.com/

現在のテクノを代表するレーベルといって真っ先に名前が浮かぶといっても過言ではない KOMPAKT ですが、今までの KOMPAKT って時代のど真ん中にいるふりして、実は流行とは適度に距離をとっているという印象だったんだけど、最近では時代性を意識したようなリリースが続いていて、その中でも抜群の評価を得ている The Field こと Axel Willner の初アルバム。
今、テクノで時代性云々といえばその音楽性はトランシーなミニマル/エレクトロ・ハウスと大体相場は決まっているわけですが、この The Field もまぁそんな感じ。しかし彼の場合そういうトランシーな要素を上手くテック・ハウスのフォーマットに落とし込んでいて、実はそれほど KOMPAKT の本流から外れていないように思える。そして彼の作り出す幻想的なシンセの音色からは、いい意味で非常に聖的なものが感じられて、聖歌隊やゴスペルなんかに近い高揚感が味わえる。それに要所要所に配された曲が似ているので一本調子な印象を与えるけど、その他の曲を聴けば意外に幅広い音楽性が感じられるのが分かる(と思うのですがどうでしょう、びびんばさん)。中でも控えめながらも泣きのアコギのメロディが光る “A Paw In My Face” にはもう降参。個人的にはオーロラ見ながら聴いてみたいアルバムです(オーロラ見たことないけど)。

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@TOWER JP

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