http://www.thechemicalbrothers.com/
とりあえずこのアルバム聴いてみて思ったのは、 Chemical Brothers って音こんなに細かったっけ?セカンドとかの頃ってもっとリズムとか太かった記憶があるんだけど、思い違いかしら。でも、ここら辺がいろんな人から「クラブの音じゃない」っていわれる所以なのかな。
まぁでもこの新作は、今まで聴いた Chemical Brothers のアルバムの中では悪くないかなぁ。内容的には思い切りニュー・レイヴの流れに則した内容なんだけど、さすが伊達に芸暦が長くないというか、ダンス・ポップとしてはそれなりに聴ける。というか、例えば Justice みたいな音で踊る気が全くといっていいほどしない私としては、あそこら辺のポップなダンスよりは、こういうダンスなポップの方が耳馴染みがいいのよね。まぁそこらへんは微妙な差異ではあるんだけど。
あと残念な点は、シングルのリミキサーに audion を起用していたり、 Trentemoller を最近のお気に入りに挙げていたので、もう少しミニマルっぽい要素も加えられるのかと思ってたんだけど、そんなことは全然なかったですね。まぁ当たり前か。