RICHIE HAWTIN / DECKS, EFX & 909 (SMEJ)CD

DECKS, EFX & 909
http://www.m-nus.com/

なんとなく目に入ったので久しぶりに聴いてみたんだけど、これって出たの10年近く前になるんですね。この時期って私は多分テクノ聴き始めたあたりだと思うんで、あまり詳しくはないんだけど、 Plastikman での実験的な作品が続いた後に、シングルの『Minus Orange』と共に、 Richie Hawtin がフロアに帰ってきたと大歓迎されたミックスCD。そしてこの後続くことになる『DE9』シリーズの原点でもありますね。
今だと Richie Hawtin のDJってラップトップで加工しまくってるイメージが強いけど、今作ではタイトルどおりターンテーブルにエフェクター、そして TR-909 を使ったもの。勿論今のような作りこんだ感じはそれほどしないけど、当時としては十分衝撃的なものだったし、逆に今のテクノにはあまり感じられない原始的なエネルギーが強く感じられる。それは時期的にハード・ミニマル中心だからとか、(当時)若手による荒削りなトラックを多く使っているなどの理由も挙げられるけど、ミニマルなグルーヴを徐々にビルド・アップしていく和尚のミックスによるところが大きい。
やっぱりこのCDはいつ聴いても最高です。

あとこのアルバム聴くといつも思い出すのが Future Music Festival 1999 というイベントで、ソニテクのショウケースみたいなもんだったのかな?個人的には同じ年に始まった Wire よりも好きだったんだけど、ソニテクが終了してしまったためなのか、それ一回だけで終わってしまったという幻の(?)イベント。
そこで Richie Hawtin がこのCDと同じスタイルのミックスを披露して絶賛されたんだよね。私は当時和尚の事を名前くらいしか知らなかったので、終盤少し聴いただけなんだけど、とんでもなくかっこよかったのは覚えています。

そんでこのフェスティバルの直前に、どっかのFMでミックス形式のスペシャル番組をやったんだけど、それを録音していたのを思い出して聴いてみたら、以外に面白かったので、しばらくの間アップしとくので、興味のある方は聴いてみてください。

Future Music Festival 1999.zip

100M近くあるんで激重なんですが、出演者を全部盛り込もうとしたためか時々ありえない繋ぎがあったりして、でもこの今のテクノにはない雑多な感じがとても面白いのではないかと(音は当然悪いです)。