http://www.amuse.co.jp/fukuyama/mashamaro-shuppan/
以前アルバムの記事でも少し書いたんだけど、私は音楽家としての福山雅治の才能を非常に評価していて、だからこそ現在の彼のような、タイアップ・シングル中心の活動というのは、どうしてももったいない気がしてしまうんだけど、それは今回も変わらず。
ダンサブルなロック・ナンバーの “想 -new love new world-” 、少し往年のシティ・ポップスを思わせるミドル・バラード “明日の☆SHOW” 、彼らしい力強さを持った “HIGHER STAGE” と外れ曲は一切ないんだけど、スタイル的にここ何枚かでのシングルの定番路線といった趣で、自分的にはもう一つグッとこないのですよ。
現時点での最後のオリジナル・アルバムともいえる『f』でみせた幅広い音楽性というのは、アルバムを出さなくなった今でもそれほど錆付いてないと思う。でもだからこそ、ある程度スタイル的に似てきてしまうタイアップ曲中心の活動というのは、何度も書くがもったいなく思える。でもこの感じだと、次のアルバムもシングルの寄せ集めになるのかな。むむ~。
shooterさんほどではないと思いますけど、俺も福山はけっこう好きです。といっても、最近のは全く知らなくて、時期で言うと、ちょうどtkプロデュース全盛期あたりの曲ですかね。ボブ・ディランがルーツとは知りませんでしたが、言われてみれば曲調がアメリカのフォークロック系ですねー。
> bigflag さん
すません。パソコン修理に出していたので、返事が大幅に遅れました。
彼がディラン好きというのはたまたまテレビで見たんですけど、家でディラン聴きながら「オレもまだまだだ」と反省して飲んだくれている、ということを言っていて、すごく好感持ったのを覚えています。
彼が俳優としてこんなに成功してなければ、もっと音楽活動に専念してたんだろうけど、俳優としての彼も嫌いじゃないしなぁ。悩ましいところです。