Perfume / Spending all my time (UNIVERSAL) CD+DVD

Perfume / Spending all my time (UNIVERSAL)
http://www.perfume-web.jp/

サボりにサボっていたら Perfume についてブログに書くの2年ぶりになっちまった。しかもこの寒い時期に夏に出したシングルについて。

気がつけば、アイドルも色んな方向性のグループが雨後の筍のようにひしめいている状況ですが、良くも悪くも個性的なグループが多い中で、女の子特有の可愛らしさを素直に出せている数少ないグループが Perfume なのかな、っていうことを “微かなカオリ” と “スパイス” を聴いた時に思いまして。

なのでそういった方向性をそのまま延ばしたようなアルバム『JPN』は非常に評価できたし、その後の移籍や世界デビューという派手な話題のときに “Spring of Life” という原点回帰的なダンス・ポップを出した事も、ファンを安心させる意味でも、グループの立ち位置を再確認する意味でも、納得できるものがありました。

しかし Perfume が8月に出した16枚目のシングルである今作は、結論から書くとちょっとよく分からない作品ですね。

今作はアメリカで今人気のある Electronic Dance Music 、所謂 EDM の影響が強く、また全編英詩という事で発売前から話題になっておりまして、私も初めて聴いた時は、確かに EDM っぽい曲だなぁ、と思いました。ただ実際 CD として発売されたものを、 EDM っぽい曲という先入観を持って聴いてみると、曲の意匠こそ多少それっぽいものの、基本的には普段の Perfume っぽい曲で、こうなってくると打ち出しとして非常に弱く感じられるし、日本向けにも海外向けにも中途半端なこの方向性をやる意味がよく分からないんですよね。カタカナ英語が悪い意味で和モノ感だしてるのもイマイチだし(彼女たちってこんな英語下手だったっけ?)。
これだったら思いっきり尖った曲を海外だけで出した方がいいと思うんだけど、まぁそれは商売的に無理って事なんでしょうか。

一方カップリングの2曲は日本向けって事なのか、非常にポップな曲ながら、 “ポイント” は彼女たちにしては珍しくドラムンベースで、私にはこちらの方が新鮮に感じられるし、ドンシャリしたリズムが『GAME』(過去記事)を思わせる “Hurly Burly” も新味はないものの良曲。

私としては「世界標準」という名の退屈なんかにわざわざ合わせる必要ないと思うんだけど、まぁメジャーだとそうもいかないんですかね・・・。

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