http://www.toysforboysrecords.com/
2006年に ToysForBoys からの『Intenze』でデビューした Tom Dazing の、再び ToysForBoys からのシングル。
彼のスタイルというと、 m_nus なんかに近いドラッギーなミニマル・テクノが多いわけですが、他と違って音作りが非常に硬質で、実際よりもハードな印象を受ける気がします。
それは今作でもそれほど変わらないんだけど、表題曲ではスカスカな音作りによってドラッギーな面を、一方 “Cappadoras” ではキックを太くすることによってハードな面を出していて、ちょっとしたバランスの変化で印象を変えていて面白い。
そしてもう1曲は、表題曲の Tim Xavier によるリミックス。最初この二人は相性最高に思えたので、結構期待してたんだけど、ちょっとイマイチでしたかね。なんか原曲に派手なシンセ乗っけただけって感じだし、彼のカッティングで音圧が上がったという感じも特にないし。期待しすぎたか。