たまに後から聴いてみて、何で自分がこの作品を買ったのか理解できないものがあるんですが、これなんかまさにそう。
そもそもこの The Dead C. というバンドについて何も知らないんだけど、調べたところニュージーランドの3人組で、活動暦は20年にもなるそう。そして今作は限定シングルやコンピに提供していたレア曲を集めた編集盤。
古いものでは98年、一番新しいものは2003年ということは15年の隔たりがあるわけだけど、基本それほど音楽性は変わっていない。ものすごくアンダーグラウンドかつオルタナティブなロック。ジャンクでノイズでフリーキー、かつカオティックでもある。一応最近の音源の方が音がクリアなのもあり多少聴きやすくはあるんだけど、それでも聴く人をかなり選ぶ音楽なのは間違いない。
で、私はどうなのかというと、正直ダメですね。こういうフリーキーなのって嫌いじゃないんだけど、何か一つでもいいから一定のリズムで鳴っている音がないと、ガイドを見失っちゃったみたいになって、イマイチ音に入り込めないのよね。
こういうのイイって思える人はホントすげぇと思うよ。
The Dead C. / Vain, Erudite and Stupid (BA DA BING!)2CD
