MELCHIOR PRODUCTIONS / the meaning (playhouse) 2CD


http://www.ongaku.de/

最近はニューウェイブ・リバイバルに乗っかったような作品の続いていたプレイハウスから、Superlongevity Threeにも参加していた人のアルバム。
イマイチこれといった個性が見つけにくい淡々としたミニマル・ハウスなのだけれど、全体的にとても歌心を感じさせる作りになっていて心地よく聴きとおせてしまいます。その歌心も前面に押し出しているのではなく、曲から滲み出てくる感じなのがさらに私好み。低音がちょっと弱いのが気になるけど。
あとCDの方はaspect musicとかいうののコンピ(?)が付いた2枚組みなのでアナログよりお得です。

CD4枚、CCCD2枚

KAMEN-B/STANDING POINT
Kosmic Renaissance/LIVE AT NAMBA HATCH OSAKA,JAPAN
8th Wonder/ 焦燥/Enigma part.2 EP
AKUFEN/FABRIC 17
GAKI RANGER/ラッキー・ボーイズ
妄走族/進攻作戦
 
昔はヒップ・ホップって嫌いだったんだけどそれが嘘みたいですね。とはいっても日本のばっかだし、未だにアメリカのギャングスタとか苦手だけど。

INNO/IN DA SOUP(HYAKUSHIKI RECORDING)CDR

in da soup
 
今年の頭にデビューアルバムを発売したばかりのGDARW.B.CONECTIONからMC/トラックメイカーであるINNOのソロ。本体の方のアルバムは、2MCのラップがなんだかビブラートでもかかっているように声が揺れて相当不気味なアルバムだったけれど、その辺の不気味さは少し薄れたかな。その分ジャズっぽいサンプルが目立った本体に比べ、フォークっぽさが加わり侘びしい感じ。でも今ひとつ売りがない感じがするなぁ。全体の印象としてよく言えばアブストラクトともいえるけれども、正直盛り上がりに欠ける。こういうだらだらしたのはどうもなぁ。しらふで聴くなって事なのかしら?だったらシンク・タンクぐらいズブズブな方向にいってほしいなぁ・・。てなんだか、なぁが多いなぁ。

MONK HUGHES & THE OUTER REALM/A Tribute To Brother Weldon(Stones Throw)2LP

A Tribute To Brother Weldon
http://www.stonesthrow.com/
 
イエスタデイズ・ニュー・クインテットの新作はまた誰かさんのトリビュート。でも前作のスティーヴィー・ワンダーの時とは違ってカヴァーではなく、彼の音楽からインスパイアされたもののよう。一応ベースプレイヤーのMONK HUGHESがフィーチャーされているのでBrother Weldonって人もベースプレイヤーなのかしら?なんか基本的なことが全然分かりません。
とりあえず私は前作聴いてないんですけど、デビュー盤と比べると速い曲が増えたかな?あとはヒッポ・ホップとしか形容できないジャズをやっている点であまり変わりなし。もうちょっと聴き込まないとなんともいえない感じですね。ここに書くの早すぎ。失敗した。

[Tracklist]

gringo grinder/breakfast included(onitor)CD

breakfast included
www.onitor.de
 
Pan/toneとして知られるShelbono del Monteによる別名義の新作。「暑い夜の東京の風俗街のサウンドトラック」らしいんだけど、ジャケットもタイトルもめちゃくちゃ朝っぽいのはなぜなのでしょうか。音のほうは今どきのエレディスコとミニマル・ハウスを合わせたような感じでジャケに負けずオシャレではあるけれど、ベースラインが単調なのであんまり面白くないです。これだったらもっとポップに振り切れた方が良かったと思うのだけれど。

marillion/marbles(Intact Recordings)CD

Marbles
www.marillion.com
 
私はマリリオンを『Brave』で知った口なのだけれど、それ以降の何作かは熱心に聴いていたもののいつの間にか縁遠くなっちゃってたんですよね。でもつい最近新作出したのをたまたま知ったので買ってみたのだけれど、これが素晴らしい内容なのでうれしくなってしまいますね。
82年のデビュー以来特に大きな音楽的変化のなかったこのバンドも90年代後半には自分たちの曲をクラブミックスしたアルバムを作ったり、シングルにレディオ・ヘッドのカヴァーを収録したりと時代への接近を図っていたけれど、今作は『Brave』以来のコンセプト・アルバム。私は英語を解せないのでこのアルバムにどのような意味が込められているのか分からないけれど、多分今の世界に警告を発しているような内容。曲は相変わらずプログレというよりはシンフォニック・ロックなのだけれど、情感を湛えた演奏はとてもイマジネイティブ。それに冒頭の雄大なパーカッションと地鳴りのようなベースの絡みや、シングル“You’re Gone”のブレイクビーツなどのリズム面の豊かさは今までの彼らにはあまり見られなかったものだろう。スティーブ・ホガースの羊の幽霊みたいな歌声(なんて酷い形容だ)は好き嫌い分かれると思うけど、個人的にはアクの強すぎたように思えたフィッシュよりこのバンドに合っていると思う。
しかし英国では未だに根強い人気を誇る彼らも日本では殆ど無視で、今作も日本盤の発売はなし。今まであった日本盤も全部廃盤みたいで悲しい限りです(まぁ自分も最近まで忘れてたわけだから偉そうな事いえませんが)。私としては今巷で人気の「UKロック」よりも、彼らやジェスロ・タルのような「ブリティッシュ・ロック」をもっと聴きたいなぁ・・・。

[Tracklist]

Lucy/ROCKAROLLICA(VICTOR ENTERTAINMENT)CD

Rockarollica
http://lucy.co.jp/

とにかく冒頭の”DOUBLE BIG BAG”からベースのドライブ感がすごい。こういうパンキッシュなロックだとベースは単調なプレイになりがちだけど、このベースの生み出す横ノリのグルーヴが、ソリッドなギターとタイトなドラムの縦ノリのビートと絡み合い超ダンサブル。でもベースの人はサポートなんだって。がっくし。
今井寿というと今までの活動からインダストリアルバカ一代みたいな印象があったのだけれど、今回の新バンドによる新作は以外にも「ロケンロール」がテーマなんだそうで。音楽的にはミッシェル以降のロックンロールという感じで目新しさはないんだけど、上記したようなアンサンブルの妙がバンドの個性になってる。それに達者な演奏に比べてみんなヴォーカルがへべれけなのも最高。そして曲は当然のように超キャッチー。4曲目の”SWEET BABY SWEET”が今どきもろにコンプレックスなのも個人的にはつぼでした。
でもこのアルバム聴いて思ったのは、昨年のバクチクの『Mona Lisa OVERDRIVE』はかつてないほどの抜けの良さをもった作品だったけど、あれって案外今井寿の趣向を反映したものなのね。

[Tracklist]

ディスコブレイド仮面 / mix of joytoy special(MOJSP)CDR

mix of joytoy
 
先頃ワイアーでもライヴを披露したばかりのあの人の、変名によるミックスCD。2年前のシスコのウィンターフェアの特典だったミックスCDはマイケル・ジャクソンから始まったけど、今回の1曲目もなかなか面白い(買ってのお楽しみ)。まぁ、その後はいつものフィルター・ディスコで特に新鮮味はないのだけれど、季節柄こういう開放感のあるのは気持ちいいですね。昼間にドライブしながら聴きたいなぁ。車持ってないんだけど。

VEIL/TRANSFORM(LIGHT AND DARK)2LP

transform
http://www.meta-records.com/
 
オリバー・ホーが自身のレーベルから変名で。オリバー・ホーというとラテン色の強いシャープなトラックを作る人との印象が強いのだけれど、今回はさすが名義変えただけあってバキバキのハードミニマル。あたたかみのある音など一切使わず、徹頭徹尾ダークかつノイジーなエレクトロニクスで埋め尽くされていて、リズムも本人名義のものより格段に太くなっている。わりとノー・フューチャー系の音に近い感じなのだけれど、こちらの方がより極端。ストレスの溜まっているときに爆音で聴くと上ものも低音も音が割れまくって超楽しい撚最近この人にあまり関心なかったんだけど、またまた要注目って感じです。