SUITE CHIC/WHEN POP HITS THE FAN(avex)CCCD

SUITE CHIC/WHEN POP HITS THE FAN
http://www.suitechic.com/

昨日CD整理していたら出てきたんで久しぶりに聴いてみたんだけど、そういえば FirstKlas ってどうなったんですかね。
この Suite Chic ヒップ・ホップ/R&Bのアーティストと安室奈美恵が組んだプロジェクトで、その中でも中核的な役割を担っていたのが Zeebra今井了介にによるプロデュース・ユニットの Firstklas だったわけですよ。このアルバムが出た2003年当時は、けっこうポップ・フィールドのアーティストもプロデュースしていてある程度の成果も収めていたと思うんだけど、尻すぼみ的に活動しなくなってしまったのは、やはりポップ路線の Zeebra のアルバム『TOKYO’S FINEST』が思ったほどの支持を集めることができなかったからなのでしょうか。まぁいいや。
このアルバム自体も現在の安室奈美恵の本格US路線のきっかけになったアルバムとして重要なわけですが、最近の安室奈美恵はやりすぎに思える私としては、適度な軽さと華やかさをもったこちらの方が好きですね。多分未だにこのプロジェクトの次を期待している人は多いと思うんだけど、日本にヒップ・ホップやR&Bをもっと浸透させたいなら、こういう動きはもっと必要だと思うのですが。

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[Tracklist]

CD6枚、CDR1枚、CDS1枚、12インチ3枚

Mr.Children / B-SIDE
ANDREAS HEISZENBERGER / AH
ADAM MARSHALL / Live at DEMF Reconstructed
Shackleton & Appleblim / Soundboy Punishments
LINKIN PARK / MINUTES TO MIDNIGHT
bjork / volta
B’z / 永遠の翼
RUMI / Hell Me WHY??
Friendly People/Frivolous / Ruidos Frecuencias Retocadas
Shackleton / Blood On My Hands
LUCA BACCHETTI / ONCE AGAIN

今日テクニーク行ったら FPM の田中さんがいたんだけど、あの人って横だけじゃなく縦にもでかいのね。すごい存在感でした。

坂本真綾/30minutes night flight(Victor)CD+DVD

坂本真綾/30minutes night flight
http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/

菅野よう子がプロデュースしていたときのカッチリした作りに比べ、前作『夕凪 LOOP』(過去記事)は幾分肩の力が抜けたような作品だったわけですが、「眠れぬ夜の30分間の夜間飛行」をテーマにしたこの『30minutes night flight』も同じかな。
最初コンセプトを聞いたときは、もっとゆったりした、所謂癒系みたいなものを想像してたんだけど、ほとんどの曲が別離をテーマにしているのが耳にのこる。しかしそれも悲壮感にまみれたものではなく、全てが過去のことであるような穏やかさが感じられて、つまりは朝という新たな一歩を踏み出す前に、夜間飛行という名のノスタルジーに浸りましょう、って事なのかしらね。その穏やかさというのは非常に心地良くはあるんだけど、最初書いたように音楽的には前作とあまり変わらないように思えて、少し物足りなさを感じるのも事実。しかし以前よりも感情の機微が感じられる坂本真綾の歌声を聴いていると、そんな事どうでもよくなってくる。
つまりは彼女の声を生かすような曲が、ってな話になるわけですが、今作のは確かにどれもいい曲なんだけど、前作に続いてもっとも相性が良い鈴木祥子全曲プロデュースの作品が聴いてみたくなります。

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[Tracklist]

TRENTEMOLLER/THE POLAR MIX(KING BISCUIT)2CD

TRENTEMOLLER/THE POLAR MIX
http://www.myspace.com/trentemoeller

昨年のアルバム『The Last Resort』が高い評価を受けた Trentemoller こと Anders Trentemoller のミックスCD。
彼に関しては正直あまり詳しくないんだけど、ミニマル系にとどまらずロック系などのリミックスを数多く手がけている人物で、今作も大半が自身の曲がリミックスで占められている。
まずこのミックスを聴いて感じるのは Trentemoller の音楽性の幅広さで、冒頭こそジャケットにも感じられるほの暗く、しかしどこか耽美さを湛えたアンビエンスがゆったりと繋がれていくものの、一転ルーツ・レゲエなども用いてダビーな音世界を作ったかと思うと、その流れのまま2枚目に突入し、以降はトラック・リストを見ても分かるように、かなりロック色の濃いアシッド/エレクトロが展開されていく。
1枚目がリスニング向け、2枚目がダンサブルと分けることももちろん可能なんだけど、しかし2枚のディスクで1つの大きな流れがきちんと感じられて、しかも2時間近い時間をまったく飽きさせない。特にゆるやかな1枚目から2枚目に入ってすぐ Doors に流れるところが最高で、まぁこれは私が Doors 大好きだからという理由でしかないんだけど、これだけで私は血が沸騰するんじゃないかというくらいアガる。以降のロック路線も、適度にテクノやミニマルをおりまぜてくれるので、ここら辺がイマイチ苦手な私でもあまり気にならずに盛り上がれる。
個人的にはここ数年で聴いたミックスCDの中でも、最も刺激的な1枚です。

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[Tracklist]

Danieto/prebuffer – abducibot (U-COVER) CD

Danieto/prebuffer - abducibot
http://www.u-cover.com/

以前 VillalobosLuciano が注目されだした頃に使われていた「チリアン・ミニマル」という言葉は、その言葉のとおりチリのミニマリストをものだったわけですが、最近聞かなくなったのはそれだけ彼らの人気が出身地など持ち出すまでもなく定着したということでしょうか。彼ら以外にチリ出身のクリエイターがいないのかというと勿論そんなことはなく、Pier Bucci との Skipsapiens でも知られる、Danieto こと Daniel Nieto もそんな一人。
これは彼がさまざまな作品をリリースしている U-COVER から昨年出た、限定シリーズのうちの1枚。
Skipsapiens の方では透明感のあるエレクトロニクスが美しいエレクトロニカを作り出していたけれど、この単独名義ではそのアンビエンスはそのままに、しかし4つ打ちのリズムを軸にしたクリック・テクノが中心になっている。そのリズムはフロア・トラックと呼ぶにはあまりにも弱々しいものではあるのだけれど、その代わりに触れれば壊れてしまいそうな繊細なメロディと、微細な音の粒子を感じさせるエレクトロニクスが溶け合うようなトラックの美しさは、何物にも代えがたい魅力をはなっている。
しかも今調べて始めて知ったんだけど、これって元々 IMPAR.CL というネット・レーベルから2004、5年にリリースした作品を纏めただけなんですね(現在はストリーミングしかできない)。確かに新しさとかはないものの、特に古さなどは感じないし、上に書いたように内容は素晴らしいの一言で、いやはや、やはりちゃんとネットレーベルもチェックしないといけませんな。

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tengoku plan world/midnight stone wash CDR

tengoku plan world/midnight stone wash

なんか創刊してからほとんどいい話を聞かない Rolling Stone 日本版。今までの2冊とも Kurt Cobain の表紙だったのもどうかと思ったんだけど、この期に及んでまだ Kurt Cobain の記事が載ってるのね。まぁそれだけ彼が未だにロック・アイコンとして強い影響力を持っているということなのかもしれないけど、いい加減彼をそういう役目から解放してあげるべきなんじゃないのかなぁ。しかも John Lennon のインタビュー集まで付いてるんだって。死人で商売してるみたいで気分わりぃ。

こういうCDRの作品ってすぐなくなっちゃうから早めに紹介しなきゃとはいつも思うんだけど、なんだかんだで遅くなってしまうダメな私なのですが。これは多分今年の冬に買ったんだと思うんだけど、GARBLE POOR のMCである Hidenka のソロ・プロジェクトの初アルバム。
GARBLE POOR って聴いたことないので比較はできないんだけど、ここで繰り広げられるのはひたすら煙たいダブ/ヒップ・ホップ。トラック自体は比較的落ちていく感じのものが多いんだけど、 Hidenka のラップがポップな響きをもっているので思いのほか聴きやすい。それに2、3分の短い曲でテンポよくたたみ掛け、最後に混沌とした18分にも及ぶ長尺曲でしめる構成も秀逸。もう間もなく出る GARBLE POOR のアルバムも聴いてみたくなりますね。

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!!!/Myth Takes

!!!/Myth Takes
http://www.warprecords.com/

最近ニュースを全くといっていいほど見ないのでぜんぜん知らなかったんだけど、辻ちゃん妊娠なんですってね(遅いよ)。いや、特に辻ちゃんのファンだったという事はないんだけど、ああいう小さいころから姿を見ていて、それでいて現在も幼さを残した容姿をしている人だと、どうしてもこちらも子供としか見れなくて、そんな子がもう妊娠、結婚でしょ?いやぁ、もう恐ろしいというかなんというか。しかも相手がウルトラマンだもんなぁ・・・。まぁとりあえず最近ありがちな、できちゃった結婚→2、3年後に離婚、というお決まりなパターンにならない事を祈るばかりです。

数年前から増えてきたダンス系のロック・バンドに関して私は完全に乗り遅れている部分があって、何気に !!! も聴くの初めて。
で、この『Myth Takes』は彼らの3枚目のアルバムになるわけですが、確かにコレはカッコいい。音楽的にはディスコとファンクを合わせただけで特に新鮮味とかは感じなかったんだけど、腰にくるぶっといグルーヴが半端じゃない。そこには打ち込みのちまちましたのとはまったく別種の暴力性が感じられて、無理やりにでも踊らされるような感じが気持ちいい。正直ヴァリエーションに乏しくてどの曲も同じに聴こえるんだけど、このアルバムに関してはその分一定のグルーヴが持続するので気にならない。
この人たちってデビュー当初からライヴに定評のあるバンドだけど、確かにコレは見てみたいかも。

!!! - Myth Takes
@TOWER JP

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m-flo/COSMICOLOR

m-flo/COSMICOLOR
http://m-flo.com/

『ASTROMANTIC』(過去記事)、『BEAT SPACE NINE』(過去記事)と続いたコラボレーション・シリーズの最終章にあたるアルバム。
前作の『BEAT SPACE NINE』の時点ですでにマンネリ感が漂ってる感じがあったけど、今作ははっきりマンネリなんじゃないですかねぇ。 m-flo のことなんでクオリティが低いという事はもちろんないんだけど、さすがに3作目ともなると共演相手も今までとかぶっているものが多いし、楽曲的にも m-flo の新たな一面が見られるというよりは、今までの彼らの縮小再生産的なものが多い。やはりこのコラボレーションは、この方式が定着した時点でやめるべきだったんじゃないかなぁ。
個々の楽曲でいえば、倖田來未BONNIE PINK とやったやつが良かったです。

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m-flo - COSMICOLOR
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BREAK SL/TROMBONE(PHILPOT)12″

BREAK SL/TROMBONE
http://www.philpot-records.net/

JackmateSoulphiction の名で知られる Michael Baumann が主宰するレーベルである Philpot は、以前よりデトロイト色の濃いレーベルとして知られているんだけど、その Philpot から Break Sl こと Sebastian Lohse のデビュー・シングル。
A面の “Trombone” は、地鳴りのようなキックとベースにハンド・クラップと怪しい上ものが絡むビート・ダウン・ハウス。そしてB面の “Flow” は深い響きのピアノが印象的なデトロイト・ハウスで、とにかく両曲ともデビュー作とは思えないほど完成度が高い。特に “Trombone” のドス黒さはそれこそ Moodymann なんかと比べても遜色ない。
なんかちょっと褒めすぎたような気もするけど、とにかく今後に期待させる新人には間違いない。

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Break SL - Trombone - EP
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